医療英語の土台になる文法・基本構文を作り直す独学ステップ
医療英語がなかなか伸びない——その原因を「単語不足」だと思い込んでいる人は多いのですが、実際には文法の土台が抜けていることが少なくありません。時制や文型があいまいだと、単語をいくら足しても、正確な文が組み立てられないのです。この記事では、忙しい社会人・医療職が、例文中心で文法を作り直すための独学ステップを紹介します。
01まず「やり直す範囲」を絞る
文法を最初から全部やり直そうとすると、分厚い参考書の途中で挫折します。医療英語の実務で効くポイントに絞りましょう。優先度が高いのは次の4つです。
- 時制:現在・過去・現在完了の使い分け(症状の経過を語るのに必須)
- 基本文型:主語+動詞+目的語の骨格を崩さない
- 助動詞:can / should / would などの依頼・提案・推量
- 前置詞:in / on / at / for など、細部の正確さ
文法のやり直しは範囲を絞るのが鉄則。時制・文型・助動詞・前置詞の4つから始めましょう。
02ルールより「例文」で覚える
文法用語(過去完了、仮定法…)を暗記しても、使えるようにはなりません。大切なのは、ルールを例文とセットで体にしみこませることです。
例文を音読し、日本語から英語を再現できるようにする。この方法なら、文法が「知識」ではなく「使える形」で残ります。
文法は、ルールを覚える科目ではなく、正しい文を量産するための「型」です。型は、例文の反復でしか身につきません。
031日1項目 × 短い反復
やり直しは、短く毎日が正解です。1日に1つの文法項目を、例文3〜5本で回します。
- 今日のテーマを1つ決める(例:現在完了)
- 例文を3本、声に出して読む
- 日本語だけ見て、英語を再現する
- 翌日、前日のテーマを1分だけ復習する
間隔をあけて復習(間隔反復)すると、忘れかけたタイミングで思い出すことになり、記憶が長持ちします。
1日1項目、例文3〜5本、翌日に1分復習。短い反復と間隔反復が、文法の定着を支えます。
まとめ:土台ができると、医療英語が伸びる
文法の土台ができると、単語・フレーズの学習効率が一気に上がります。同じ単語でも、正しい構文に乗せられるようになるからです。医療英語で伸び悩んでいるなら、いったん立ち止まって、時制と文型から静かに作り直してみてください。遠回りに見えて、これが最短です。
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